2014年2月15日土曜日

Rubyバージョン管理ツールを導入する

OS Xで利用可能なRubyバージョン管理ツールは他にもあるが、ここでは個人的に最も使い勝手の良いと思われるrbenvの導入方法について説明する。

rbenvをインストールする。
$ brew install rbenv
$ rbenv -v
rbenv 0.4.0

ruby-buildをインストールする(PATH設定については、通常Homebrewを使ってインストールする場合は不要であるため、必要に応じて設定する)。
$ brew install ruby-build
$ echo 'export RBENV_ROOT="$HOME/.rbenv"' >> ~/.bashrc
$ echo 'export PATH="$RBENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc

readlineとopensslをインストールする(opensslについては、通常ruby-buildパッケージインストール時に一緒にインストールされるため、必要に応じてインストールする)。
$ brew install readline
$ brew install openssl

インストール可能なRubyのバージョンを確認する。
$ rbenv install -l

1.9.3-p484をインストールする。
$ CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl` --with-gcc=clang" rbenv install 1.9.3-p484
$ rbenv rehash

2.0.0-p353をインストールする。
$ CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl` --with-gcc=clang" rbenv install 2.0.0-p353
$ rbenv rehash

インストールされているRubyのバージョンを確認する。
$ rbenv versions
* system (set by /Users/hogeuser/.rbenv/version)
  1.9.3-p484
  2.0.0-p353

使用するRubyのバージョンを切り替える。
$ rbenv global 2.0.0-p353
$ rbenv versions
  system
  1.9.3-p484
* 2.0.0-p353 (set by /Users/hogeuser/.rbenv/version)

使用中のRubyのバージョンを確認する。
$ rbenv version
2.0.0-p353 (set by /Users/hogeuser/.rbenv/version)
$ ruby -v
ruby 2.0.0p353 (2013-11-22 revision 43784) [x86_64-darwin13.0.2]

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